長雨のせいか朝夕は肌寒く感じる日が続いています。
皆様、体調には気をつけてお過ごしくださいね。
さて、先日お知らせいたしましたメディカ倉敷北の「敬老会」、今年は少しばかり趣向を変えて開催いたしました。
長年にわたり、それぞれの場で力を尽くしてこられた人生の先輩方に楽しい一日を過ごしていただこうと
このような感じでお出迎え。
今年は古希を迎えられる方がお一人、卒寿の方がお二人おられます。
まずは賞状と記念品の贈呈。
その後、司会のN介護員さんが一人ずつにメディカに来られてからの思い出や感謝の言葉を心を込めて語りかけます。
いつも細やかに気を配られ、心優しい卒寿のHさん。涙ぐまれてしまい、
それを見ていたYaさんの目にも涙が…
会場が静かな感動に包まれます…。
少ししんみりとしましたが、ここからは皆さんお待ちかねの公演が始まりますよ。
今年はセミプロ級のショーを楽しんでいただこうとボランティアグループの「にんじんクラブ」さんに来ていただきました。
まずはどじょうすくい、安来節の踊りです。
ユーモラスな踊りには笑いが、そしてまるでどじょうが見えてきそうな動きにはみなさん感心しきり。
手品では利用者様もお手伝いで参加されました。
しっかり結んだはずのスカーフ、一瞬でロープだけになってスカーフは箱の中に?!
新聞紙からさらさらとお水が出てきたり、次々と繰り出される手品に身を乗り出してタネを解き明かそうとされる方も。
なま卵が入った帽子をかぶるはめになったOさん。恐る恐るかぶってみたところ、何も落ちてこないので目をパチパチ。
古希を迎えられてもなお、愛らしさの光るOさんでした。
フラダンスで会場は南国ムードに
おや、フラダンスの得意なKナース、ポーズについて解説中でしょうか。
にぎやかに南京玉すだれも。
するすると釣り竿や船に形を変え、最後は鯛が釣れて…
やんやの大喝采!
腹話術はテンポのよい掛け合いに思わず笑顔がこぼれます。
人形の「ケンちゃん」はとてもおしゃべり好き。岡山弁で元気に話すのですが、「ケンちゃん」に負けないくらい合いの手を入れるのが上手なのが今年メディカに入られた卒寿のKさん。
「えぇっ?」「そうかぁ!」などと、声に張りがあって若々しいんです。
「本当に子どもが話しとるようねえ。」「今頃の腹話術はすごいわ…」
気が付けばこれが最後の演目でした。楽しい時間は過ぎるのが早いものです。
鶴亀の和菓子と温かいお茶でご歓談くださいね。
「いやぁ、あれだけやろう思うたら少々の練習じゃできんで。」
「そりゃあそうじゃ。おもしろかったわぁ。」
いつもとは違うひとときを楽しんでいただけましたでしょうか。
こうして皆様とともに過ごしていく日々が私たちの力にもなっています。
これからもどうぞお健やかに。
今年の敬老会の様子でした。