立春を迎えると吹く風の冷たさも和らいできたように感じます。
また新しい春の始まり、と思うと気持ちも明るくなってきますね。
デイサービス昭和会でも季節の行事を楽しんでいただこうと節分会を行いました。
2月らしい壁面がとてもいい雰囲気です。
こちらはご利用者様に作っていただいた雪の結晶の飾りです。
丁寧なはさみ使いで見事な作品になりました。
さて、行事の日のお食事は皆さんのお楽しみ。
「まぁ、可愛らしいプリンがきたよ!」
スタッフの声かけに皆さんの顔もほころんで…
ゆっくり召し上がってくださいね。
さてさて、休憩を挟んで急いで作っていただくのは鬼をやっつけるための豆ならぬ新聞玉です。
やってくる鬼が一体何人なのか、とにかくたくさん作らないといけません。
Ybさん、のんびり新聞を読んでいる場合ではありませんよ。
「うわ、こりゃ手の運動になるな!」…そうです、手をしっかり使っていただくためなんです。
「硬い玉にしようか。」といたずらっぽい表情の方も。
たくさんの新聞玉が出来上がった頃、デイサービスルームに向かってくる怪しげな鬼。
「Sさん、さっきの玉投げて。」
「投げるん?これを?」と心優しいSさん。
「ありゃ、誰で?」
「なんか持っとるでぇ!宝?」としばし鬼を観察。
しかし、ひとたび鬼退治が始まると皆さん大ハッスル。大きな動作で新聞玉を投げ、しっかりと声も出てにぎやかです。
大はしゃぎの利用者様に玉を集めるスタッフも大わらわ。
皆さんのおかげで鬼は無事退散、手に持っていたお宝の袋を置いて逃げていきました。
「あぁ、面白かったわ!」
「ばんざーい!」の声も今日はひときわ大きいようです。
気になるお宝の袋の中には白玉粉などの食材がどっさり。
「皆さんのおかげで鬼退治ができました。手に入れたお宝でぜんざいを作りましょう!」スタッフも皆さんの気持ちを盛り上げます。
ぜんざいと聞いて張り切って白玉を作っておられます。
豆腐の入った豆腐白玉。
豆腐の割合が大きくてとても柔らかい白玉になりました。
新しい春、皆さんとうぞお元気でお過ごしくださいね。