デイサービス昭和会で、少し早めのクリスマス会を開催しました!
12月に入り、壁面の飾りが変わったり皆さんでツリーを飾り付けたりと、少しずつクリスマス会への期待が高まっていたところです。
BGMもクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれて
、登場したのは厨房から心のこもったクリスマスメニュー。
ロールパンにポトフ、ポークチャップ、ポテトサラダ、メロン。
「クリスマス会じゃから洋風かな!!」と皆さんメニューカードを裏返して眺めたり、と楽しそう。
「ポトフのお野菜が柔らこうて食べやすいわあ。」と食が進まれていました。
ひと休みの後はクリスマス演奏会の始まりです。
今年はなんと、ピアノとバイオリンの先生がボランティアで演奏してくださるということで皆さん少し緊張気味?
いえいえ、ピアノのF先生、巧みな話術と演奏です。
楽器の紹介のあたりでもう前のめり気味の姿勢で聴かれるご利用者様も!
「上を向いて歩こう」で、始まりからもう大合唱となりました。
「さざんか」「冬景色」「ペチカ」など冬らしく、温かい曲が続いて口ずさんでおられる方や膝の上でトントンと拍子をとられている方もいらっしゃいました。
「あら…雪が降ってきましたよ…。」とF先生。
バイオリンが柔らかい音色で「雪」のメロディーをゆっくりと奏でます。
旋律がバイオリンになったり、ピアノに入れ替わったり、素敵なアレンジです。
そのまま「お正月」、「第九合唱付」のサビのメドレーへ。
バイオリンのT先生の音色はスピーカーを通してデイサービスルーム全体を包みます。
来年の干支、ねずみ年生まれのOさん、F先生から「まあ、24歳になられますの?」と聞かれて「いえ、もう70超えました。」と真面目に返されて笑いが起きる場面も。
F先生持ち込みのキーボードからはゴーンと厳かな除夜の鐘の音まで聞こえてきましたよ。
「ずいずいずっころばし」「ミッキーマウスマーチ」とねずみにちなんだ曲を楽しんだところでリクエストコーナーに。
もちろん楽譜なし、お二人でキーだけ打ち合わせをされての即興演奏です。
「325歩のマーチ」やいつも歌う「青い山脈」を元気よくリクエストされたご利用者様。
スタッフも一緒に歌いながら、即興の素晴らしい演奏にびっくりです。
そしてファンファーレが高らかになり、1964年の東京オリンピックの時代へタイムスリップ。
「5機のブルーインパルスが五輪のマークを描いています…。」とナレーションが入ると、皆さんとても懐かしそう。
「世界の国からこんにちは」や「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」などの合唱の後、「故郷」を歌って感動に包まれたまま演奏会が終了しました。
生のバイオリンの音はなかなか聴く機会がないので皆さん大変喜ばれていました。
素敵な音色を聞かせて下さったT先生、ピアノを弾きながら楽しいナレーションで盛り上げて下さったF先生、ありがとうございました。
さて、演奏会の後にもお楽しみは続きますよ。
サンタクロース二人組がプレゼントをご利用者様ひとりひとりに手渡します。
童心に帰られて、ワクワクした気分のままおやつの席へ。
「あなた、何をもらわれたん?」
こちらが本日のおやつです。
サンタの苺はN介護員さんのアイディア。
コーヒーは今回も丁寧に淹れた香りのよいドリップコーヒーです。
「楽しかったで!」