ここ倉敷市では、毎年各地区で「雛めぐり」が催されます。
商店街や施設などに伝統雛や秘蔵雛をはじめとしたさまざまな雛人形が展示される華やかな行事なんですよ。
今年のメディカ倉敷北、館内は雛めぐりとまではいきませんが桃の節句を迎える優しい雰囲気になっています。
受付のミニ雛。
ピンク色の梅の花が見ごろです。
N介護員さん作の折り紙雛。
1枚の折り紙からこんなにふっくらとしたお雛様が出来上がります。
こちらはミニバージョン。先ほどの1/4ほどの大きさです。
廊下を進むとさらにお雛様が…!
可愛らしくこちらを見つめるお雛様と春の花。
近くに寄ってみましょうか。
「これってもしかして…」と思われた方、正解です。
つるんとした楕円形のお雛様は卵の殻を乾かして作ったM介護員さんの力作です。
来所されるご家族、特に女性の方は一つ一つの人形に足を止めて「あらまあ、いいわねえ。」とご覧になっています。
最後にエレベーターホールの立派な5段飾りのお雛様。
雪洞の明かりが優しく灯ってそれぞれの人形の表情を照らしています。
明日からはまたデイサービスにもご利用者様が来られたり、リハビリでこの廊下を歩かれる方もおられます。
心安らぐひとときになれば、と思っております。
新しい季節を迎えて行事も次々に進んでいますが、メディカはおかげさまで今年1月より新しい一歩を踏み出すことができました。
3階居室の受け入れ開始です。
これから少しずつご紹介していきたいと思いますが今日は全体の雰囲気を…。
共有スペースはシックで落ち着いた雰囲気。調度品の色味も良い感じです。
居室と居室の間がギャラリーになっています。
2階は西洋画が多いのですが、3階には大正ロマンを感じる竹久夢二の作品集や東山魁夷の作品集「天山遥か」の中から季節に合ったものなどを展示しています。
3階にご入居中の明るいお二人。
ちょうど節分の日でした。
カメラを手にした職員を見つけて、「後ろ姿ならこんなポーズどう?」と自らポーズを取ってくださいました。
「あなたは赤鬼持って。こうね。」
「はいはい。こんなもんでどうでしょう。」
とテンポのよい会話です。
3階にも穏やかな時間が流れています。