毎日、全国のあちらこちらで気温40度越えのニュースが流れていますね。
強い日差しにも元気いっぱいのヒマワリ。
朝夕の水やりでは追い付かないのか、他の花は少々お疲れ気味のようです。
コロナに猛暑にと今年はいつもとは違う夏の生活になっていますが、デイサービス昭和会の職員は夏の太陽にも負けない情熱の持ち主ばかり。
「夏祭り…しましょうよ!」と担当の職員を中心に、工夫を凝らし、この日に向けて準備をしてまいりました。
天井いっぱいにつるしてあるミニ提灯はご利用者様と一緒にコツコツ作り上げてきたもの。
こうして飾り付けると感慨もひとしおです。
そして祭りのごちそうと言えばちらし寿司。
お椀の蓋を取ると食欲をそそるお吸い物のいい香りがしてきます。
「私ら、小さい頃は祭りじゃいうたら小学校が半ドンになってな…。」と教えてくださったのはKさんです。
行事食はいつものことながら大変好評です。
ご利用者様がひと休みされている間も職員は舞台準備に大忙し。💦
まずは賑やかに合奏で幕開けです。
かえるの合唱では男性グループと女性グループとで輪唱を。
皆さん音程がきれいに取れていて、素敵なハーモニーになりました。
「明日があるさ
」では皆さんにも楽器をお配りして…。
「賑やかしゅうてええわ。」と明るいメロディーに乗せてリズム良く拍子をとっておられます。
合奏の最後はお馴染み「ふるさと」。
ボランティアの方の演奏が今年はお願いできなかったので、職員が急遽結成した楽団が演奏しています。
オカリナ、お琴(!)、鍵盤ハーモニカ、リコーダー、ピアノ…。短い時間で仕上げたのに息はぴったり!
皆さんからは大きな拍手をいただきました。
さて、音楽好きのデイサービス昭和会にはのど自慢の方もおられます。
ちょっと披露して頂きましょう。
普段のデイの最中も鼻歌を歌ったり、歌紹介の名調子が飛び出すMさん。
後から「お上手でしたね。」と言うと「いやいや、昔あそびごとでちょっと歌ようただけじゃ。」と謙遜されましたが、朗々と歌われていましたよ。
お次はこれまた普段からよく鼻歌を歌われるIさん。
ところが前に出られた途端、急に緊張された様子?。
でも優しくフォローされて安心されたのか、見事歌い上げておられましたよ。
ここからはビンゴゲームで盛り上がります。
「この数字の窓を曲げるんな?」
「あ、まだですよ。法被を着た人がお助けに回りますからねー。」
この間もデイサービスルームには甘~い香りが漂ってきます。
舞台の反対側で開店準備中の人形焼き屋さんです。
「忙しい!」
プログラムが進行するにつれて人形焼きも次々と焼きあがります。中のあんこもちょうどよい具合に収まっていますよ。
見事ビンゴになったSさん。
ビンゴにならなかった皆さんにも景品が用意されていますのでご安心を。
さあ、そろそろ甘いものが欲しくなる時間。
引換券をお店に出すと、人形焼きと飲み物がもらえます。
「夏じゃな。」「祭りらしゅうてええな。」と皆さん楽しそう。
「あんこが入って美味しいよ。」
Oさんはペロリと召し上がって、食欲旺盛です。
景品のふわふわタオルを手に夏祭りを振り返っていらっしゃいます。
いつもと少し違う夏でしたが皆様の良い思い出になったでしょうか。
皆様の笑顔が印象的な夏の一日でした。