楽器の説明、ありがとうございます。よく使う楽器を説明してくれていました。
日頃目にする(耳にするか?)楽器は割合珍しいものが多いのでご紹介します。

これは、昨年10月に2人のMT(音楽療法士)たちをご紹介した画像です。
左の上田MTが持っているのがハンドベル(ハンドチャイム?ミュージック
ベル・・・どう区別してるんだろう?)、左手に持っているのは・・・
名前忘れました。けっこう大きな太鼓の音がする。右の鈴川MTが病院の
個別対応や、グループ訓練でリズムをとるのに使っています。画像の鈴川
MTが抱えているのはオートハープ。弦楽器だから、1台1台癖があるんで
しょうね、やっぱり。

この2月から上田MTはメディカ倉敷北でMT兼ワーカー。鈴川MTは、北
病院のリハビリ室に配属でそれぞれ頑張ってもらっています。
上田MTは
2月16日のブログ、
2月17日のブログ、
2月19日のブロ
グのように活発に活動中です。ワーカーとしての気配りもしっかりして、
夜勤もこなせるようになったので、夏場からは本格的な音楽療法の時間が
組めると、施設長からも太鼓判です。
メディカ倉敷北立ち上げの頃、お二人から音楽療法で使いたい楽器の一
覧をもらっています。一度にみんな揃えるのは無理なので、少しずつそ
ろえていっていますが・・・まずオルガンは、病院のMSW(医療相談員
)さんがプレゼントしてくれました。アップライトピアノのご所望もあ
りましたが、それはこの通り!
昨年12月9日のブログ。
さて、そのリストには民族楽器がたくさんついておりました。専門の
音楽療法士さんは面白い楽器を使うもんだと思います。
何か、四角い2連のボンゴ、鈴の無いタンバリンみたいな太鼓?筒を傾
けるとトタン屋根を打つ細かい雨の様な音のレインスティック・・・彼女
たちの楽器を見せてもらいました。
少し準備しようか・・・と、リハビリの部屋に預けておいたのは

カエルギロ
ベトナムの楽器でした?
背中を、この木の棒で
こすります。

フロッグドラム
確か、アフリカの楽器?
棒を中心にドラムを回すと
ゲロゲロいうはず

クラッパー
東南アジアの楽器ですか
これは触ったことない
だろうと渡したら・・・
鈴川MTが何ということ
なく、鳴らしていた。

小さなガムラン
御土産かなと思いますが
ちゃんとしたガムラン音階
カリンバ
元々はアフリカの楽器ですね
MTはマイカリンバを持ってい
ますが、壊れてしまいそうなの
で、一つ用意しました。
後、日本の小太鼓とか・・・子供のころ持ってた様なような・・・ね。
最近の若い人が知ってるかどうかわかりませんが・・・私らから上の世代は
太鼓と言うと和太鼓ですなあ。ブリキのドラムはブリキの猿や豚がたたいて
おりました。
先日院内で大きな袋を抱えた鈴川MTが、鈴も使うんですよと袋から出し
て見せてくれたのは、棒に鈴なりの鈴・・・鈴だらけで、これが語源か?
礼の、シャ~ン、シャ~ンと大戸島のお神楽で使う楽器も持っているよう
です。
鈴川MTというと、学者肌の人だと感じておりましたが、現場の方も熱
心にやっておられ、
2月20日ブログ、
3月14日北病院ブログのような
様子です。肢体不自由に相当する方が多いので、OT(作業療法士)の先輩
に、介助テクニックを教わって(かなり腕力は弱そう)個人対応、集団訓
練もかなり独り立ちをして、疾患に対する音楽療法を工夫してもらってい
るところです。重度の脳症の患者さんが音のする方を向いたり、抑うつの
強い患者さんが、怒鳴りながら歌詞を叫んだり、現場から驚きの声も上が
って来はじめました。何か科学的に判定する方法は無いかと、脳波をチェ
ックしたり、トライしています。
多分、上田さん、鈴川さんに共通して一番ほしい楽器はときいたら・・
・トーンチャイムと答えるんじゃないかと(以前のリストからして)思う
のですが、どうかなあ?

よさそうな楽器ですが・・・ちょっと高い。また時期を見てね~。
お出かけ中の宮原@医局